左端の下の方、写っているのが車谷くんです。
珍しく時間がない。植田真梨恵嬢のリリースパーティライブ第3弾「BABY BABY BABY計画」のことを書き残したいのだが、仕事が詰まってるのと、久しぶりに海ドラの録画を消化していたり(古い作品だが「クローザー」、テンション高めの主人公にやや疲れはするが、内容の濃さはこの続編の「メジャー・クライム」を彷彿させ見応えあり。「ライ・トゥー・ミー」も結構面白い。また9月から始まる「エコライザー」は久々に本気で楽しみにしている新しい作品)、iPadのGarageBandをいじり出したら止まらなかったりして、まあ要は他のことをして遊んでいることが多いだけなのだが、それでもやはりSensationのドラマー車谷くんが出ているとなったら書き残したいことがある訳で。
毎回変わるメンツのバンドに真梨恵嬢は名前をつけているのだが、今回はMVと同じベージュのボーダーという自らの服装もあってか自分は「フレンチポップちゃん」で、バンド4人は「牡蠣1〜4」と番号がふられているという。名付けて「植田真梨恵とオイスターズ」。アンコールの時に「失礼過ぎましたごめんなさい!」とバンドに謝っていたけど、見てるこっちは楽しかったよ。途中での「皆さん楽しんでいらっしゃいますか?牡蠣達も楽しんでいると思います」ってMCも可愛らしかったです。
で、車谷くん。
麻井くんがベーシストとして出ていた「ダラダラ計画」の時、神戸に見にきていたそうでして。そうだったのね。じゃあ一緒に見ていた訳だね(こっちは配信だったんだけど)。ステージ上とフロアにSensationが2人揃っていたんだね。
「こないだは神戸に来てくださってありがとうございました」と真梨恵嬢がリハーサルで話しかけると、「ただの…ファンですから。あはは」と。ほほう、シャレオツなこと言うじゃない?素敵だわ。マスク越しだったけどきっとニコニコ笑顔だよね(こういうことをサラッと言えるのって多分Sensationの4人の中じゃ車谷くんと大楠くんではないかと思う。後の2人はきっとシャイ過ぎて言えないんじゃないかな。まあ、ただの勘ですがw)。真梨恵嬢はどこで車谷くんに気づいたのかというと、
「 “I JUST WANNA BE A STAR”で車谷さんを見つけて」
「めっちゃ指さされました(笑)。めっちゃめっちゃドキドキしました!」
「(笑)」
とのことw 指差してたのは気づいたけど、その先に車谷くんがいたとはwww 麻井くんは気づいていたのだろうかw
ところで、ステージからそんなに見えるものなんだね。ライブハウスだとそうなのかな。まあ、私はステージ見る側だとしても多分そんなには見えない笑。裸眼0.1ないんだもん、眼鏡でもコンタクトでもよほどがぶり寄りに行かないと見えないだろうなあ。
車谷くんの話をもう一個。今回の真梨恵嬢のライブではウッドベースを入れてる(めっちゃよかったです砂パンさん。今回のライブにとても合っていました。ついでにここで言っちゃうと、ピアノの広瀬さんのコーラスもとっても綺麗でした。でも!私は麻井くんのベースとコーラスが好きなんだよ〜。これをどう解決すればいいかというと、「麻井くんがウッドベースを弾く」が叶えばいい。これが叶わないのであれば、「2004年の稲葉さんの時みたいに麻井くんがアップライトベースも持ってエレキと両方で参加すればいい」になると思うんだけど(今日も自分勝手なことだけ書いてます)。麻井さ〜ん!どうかどうか、アップライトベースをもう一度!)んだけど、それを伝えただけで、車谷くんは、以下真梨恵嬢の言葉を引用。
「見て!この車谷さんの小さなドラムセット!ね〜⁈ウッドベースとの配慮の塩梅でこうなったよ〜!なんも言わずこうでした最初から」
この辺が流石だよね。こういうさあ、「黙ってても出来る」ってのがいいんだよ。こういうのが痺れるのよ。ああ〜プロだなあ〜って。
Sensationの4人ってのは今さら言うまでもないくらい、全員がバリバリのプロフェッショナルなんだと思う。決して声高ではなく、むしろ密やか過ぎるほどのバンドの在り方なんだけど(だって配信とはいえ或いは何らかの事情があるとはいえーこの辺は察するしかないので実態は全然解らないけどさー新しいシングルのリリースを自分達からはほぼアナウンスしないんだもの。こんなひっそりでいいのか⁈って思ってしまう。でもファンが発するのは特段憚る理由もないので笑、我々は自由に発言しよう)、仕事のきちっとさ加減が小気味いいというか清々しいというかさ。大人だよなあと思ってしまう。現に大人なんだけどね笑。ある意味ではSensationってのは、今のそしてこれからの大人が嗜む音楽の一翼を担っているのかもしれない。
突然ですがSensationです。Sensationは今年の7月で結成10周年になりました。
車谷くんの話に戻る。今回、ウッドベース中心のバンド編成だったので、全体の流れが非常にジャズっぽく、渡辺ハカセ剣太(可愛い。本当に可愛い笑。真梨恵嬢との掛け合いも凄く好き。このコンビの愛らしさったらない。デフォルメしてアクスタにして飾りたいwww)のギターもよりブルージーで、当然車谷くんのドラム捌きもジャズめいていてとてもよかった。
確かインスタライブの時だったと思うが、真梨恵嬢が、車谷くんのドラムについて、いつもリハーサルのサウンドチェックで、スネアを「ぱあん!」とすっごい大きな音で鳴らすあの車谷さんが、今回は全然違っていて(ひと回り小さなスネアを用意してくれたって言ってた気がする)、と話してくれた。まだインスタに残ってると思う。
求められる音を確実に持っていく。それってSensation4人全員に共通してることだよね。そのことが再確認出来た気がした。
じゃあ何ひとつ車谷くんにはリクエストがないのかというと、ある。
車谷くん、笑うとめちゃくちゃ可愛いのに、滅多に笑わないんだよね。これは前から思ってたことなんだけど、なかなか笑顔になってくれない。何も安売りをしてくれと言ってるんじゃない。そうではないけど、せっかく笑顔になってるのに、それがすぐ消えちゃうのよ。グッと真面目な顔になっちゃうの。いや、それだってイケメンさんだよ?車谷くんファンにはそっちのがいいのかもしれないけど、でも、私は彼の笑顔が好きだ。
1月の配信ライブの時の、MCした時の笑った顔が忘れられないのよ。あの、悪戯っ子のような、茶目っ気のある、でも無邪気な笑顔。あれは堪らんでしょ。あれを嫌いだという人は絶対にいない。
だから!車谷さん!お願い!プレイも一流なんですから、どうかもっと頻繁に見せて下さい、100万ドルの笑顔!w
選曲、私としては前半が特に好き。「プリーズプリーズ」はドツボだった。あれ系には弱いんだ私は。歌も歌詞も良いのはもちろんだけど、あのバンドプレイは狡いわ。艶っぽさの中にあるかそけき渋さが染みる。「夏の日」「アリス」「ハイリゲンシュタットの遺書」アンコールの「FAR」、良かったねえ。「FAR」以外は全部今回初めて聞いた曲だったけどみんな好きになった。「ハルシネーション」は12月の「師走デストロイ」の時から好きだったけど、今回のアレンジもとても良かった。あ、「ダラダラ」「BABY BABY BABY」はもちろん良かったよ!どっちも気持ちがズブズブになる程好きな曲。
でも何が良かったかって、今回の真梨恵嬢はね、MC!冒頭から「あっという間に第3弾になっちめーました」とか、ステージセット中にスクリーンに被った風船たちを見て「どげんしよ!見えないよ!ダメやんか!」とか素の彼女が満載で、笑わずにはいられないシーンが多かったんだけど、とりわけ生配信前の説明MC!www 爆笑だった。歌からだけでは解らない彼女の人柄がとってもよく出ていて、ますます真梨恵嬢に好感持ちました。まあお聞きください。長いけど。
「(ここまで2本のリリースパーティでは)生配信が始まって1曲演った後に、みんなでクラッカーパーン!っていうのをやってもらってるんです。おめでとう〜!っていうヤツ」
ところが今回の会場である新宿ReNYがクラッカーがNGとのことで。
「なので、皆さんの…ちょっと待って!ちょっと待って!ちゃんと段取りするからみんなで!あの、お渡ししてる袋の中には、銀テープが入ってます。で、待ってね!このテープがよ?すごく繊細なんです。あの、バッて出しても崩れるし、ギュッて持っても崩れるんですよ。だから、優しく確実に持って、出して、それをセットした状態で、(生配信となる)1曲目を聴いてほしい…(笑)。だってじゃないと、じゃないと、よくないと思う、今日は(客席のそこはかとない笑いが聞こえる)。
だから、ちょっとみんな、今ゴソゴソタイムです。どうぞ。袋の中から、みんなでせーのでみんなで一緒にやって行くよ?ね?ね?よろしいか?優しく、確実に、持ってね。ほらもう!お兄さん(指差しながら)グシャってなったよ(客席笑)。ほ〜ら!そうなったらもうダメなんですよ。ちょっとグシャって…優しく確実にしなかった?しなかった…そういうところ?(客席笑)あとは…?優しく…あ!ほら〜!(指差しながら)お兄さんも優しく確実にしてない!もう〜!あ!そのお兄さんは、ちょっと優しく確実にやったんですね。ん〜。難しいなあ。
これをね、優しく確実に出来なかった人は、もう、各々の工夫で、なんとかしてください。まあまあ、ヒントを与えましょう。なんやこの時間!(笑)」
ここまでで笑いが既に止まらない。
繊細なテープらしいが、どうやら作りは単純なようで、
「6個の丸い巻き巻きがあってね、その筒の中、というか丸の中にはね、その巻き巻きの端っこを6本分全てまとめたもので、周りをぐるぐるって巻いてあるだけのものなの。わかるか?わかります?メンサのハカセやったらももうちょっと上手に説明すると思うんですけど、私メンサじゃないんで、あんまり上手く説明できない。IQそんな高くないんで、も〜!(客席指差して)全然優しく出来てないやん!2人とも!2人とも優しく出来てない!その後ろの後ろも!も〜見えてるし〜!あんなに言ったのに!(客席ここまで爆笑)」
メンサってよく知らなくてネットで調べたんだけど、IQがめっちゃ高い人だけが入れる団体なんだってね。てことはハカセは故にハカセってニックネームなの⁈うわあ〜だったら凄い!メンサで銃マニア(銃の音とかを口で真似たりする感じのマニア笑)のギタリスト渡辺ハカセ、深すぎるw でも私、個性的な人って好き。しかも背がヒョロ長くて顔が可愛いと来てる。トドメはあの丸いメガネ。無敵じゃない?
「それで、あのね…(と言いかけて右肩越しに後ろを振り返ってから)車谷さんどんな顔してるやろと思って今一瞬見てみた(笑)」
車谷くんはちょっとだけ笑って「うん」って感じで頷いていた。きっと真梨恵嬢と同じく「みんな!優しく確実にするように!」って思って頷いていたんだろう。まるで担任の真梨恵先生の後ろで見守っている校長先生のようだった笑。
説明はまだ続く。真梨恵先生、手元のテーブル(ストローを刺したペットボトルが置いてあるところ)に銀テープがあるのを見つけて手に取ると、
「確実に持って!こうやって。見えた?見えてる?出来た?(言いながらぐるぐるっと客席を見回して)あ、出来てる!それで、この1番周りの、あるやん?これを、親指側にこう、すっと、あっ…」
落ちる銀テープ。ステージ客席大爆笑。狙ったってできるもんじゃないwww
「…あれ?(笑)…あれ?(笑:ハカセの方を見ている)」
ハカセ「あんなに…言ってたのに…」
客席大爆笑。
「あれ⁈(笑)…ちゃんと確実に持ってなきゃいけないみたい!ちょっとハカセ、頼んだよ」
ハカセ「うわーマジかー⁈」
客席笑。
ハカセ「でもこれ持ったまま、これを外す訳でしょ?」
「親指側にね」
ハカセ「親指側に?」
「そうそう」
ハカセ「…お願い!…やあ〜、ちょっと」
「なんでこんな繊細なことせなあかんの今日(笑)。変なの」
ハカセ「多分、も〜こんな繊細!」
「すっと…通して…わかった?」
ハカセ「ムズイ…ムズイ」
「オッケーオッケー、そんなもんでいい」
ハカセ「いいんですか?」
そしてハカセと真梨恵先生の実演コーナーへ。
2人「せーの!」
「こんな感じ!」
ハカセ「おお〜!」
客席パチパチ。
「ハカセ上手やん。やるね!」
「あざす!」
そして2人の間に佇む(てかドラムセットに座ってるんだけど)車谷校長が微笑み「よし!」と心で言っている笑。
配信前の最後の段取りがほぼついたところで、銀テープを見えないようにしておいてほしい真梨恵先生。
「最初の方は目立たないようにしててよ、優しくない人たちも(客席笑)。今はまだ出てませんって顔しててくださいよ、お願いよ」
銀テープの扱いが難しかったことがこちらのミスだったと、客席にごめんなさいする真梨恵嬢。
何言ってるんですか。こんなに楽しくて長いMCの配信見たの初めてですよwww 現場の皆様はご苦労なさったかもしれないけど、これ程書き残したいと思ったのはSensationの配信ライブの車谷くんの話を聞いた時以来。
そう考えると。やっぱし車谷くんがキーワードなんだねw
秋のライブ、私が行けそうな会場は多分ないので、これも配信してくれないかなあ〜⁈ぜひお願いします。でもいつか生で見てみたいな。配信ライブという文化が始まって初めて知ったミュージシャンってのも何かのご縁でしょ。
5,500字も書いちまったw
写真は全て公式Twitter様よりお借りしました。
0 件のコメント:
コメントを投稿